2025年4月9日
「湿気の多い家におすすめの畳は?天然いぐさとセキスイMIGUSAを徹底比較|岐阜県関市での畳替え事例」
目次
岐阜県関市虹ヶ丘で畳替え|8畳と6畳の和室を表替えしました

今回は、岐阜県関市虹ヶ丘にお住まいのお客様から、8畳と6畳の和室の畳替えのご依頼をいただきました。
畳を新しくしようと思われたきっかけは、「こぼしてしまったコーヒーのシミが気になる」ということと、「遠方に住むお子さんが帰省する前に部屋をきれいにしたい」とのことでした。
お部屋には以前、積水成型工業株式会社のセキスイMIGUSA(イエロー)が使われていましたが、部分的にシミが残っており、表面の張替え=表替えをご提案しました。
天然いぐさとセキスイMIGUSA、どっちを選ぶ?畳表の違いとは
畳の表面に使用される「畳表(たたみおもて)」には、天然いぐさと**セキスイMIGUSA(樹脂製)**の2種類があります。今回のお客様もどちらにするか迷われました。
それぞれのメリット・デメリットを簡単にご紹介します。
■ 天然いぐさの特徴
【メリット】
・い草の香りに癒やされる
・調湿性があり、室内の空気を整える
・自然素材で肌ざわりが優しい
【デメリット】
・湿気やカビに弱い
・日焼けやシミができやすい
・メンテナンスに気を遣う
■ セキスイMIGUSAの特徴
【メリット】
・カビ・ダニに強い(特に湿気の多い地域に◎)
・色あせしにくく、シミもつきにくい
・デザイン・カラーが豊富でモダンな和室にも対応
【デメリット】
・天然いぐさの香りはしない
・少し硬めの肌ざわりが気になる方もいる
湿気が多い地域には「セキスイMIGUSA」がおすすめ
関市虹ヶ丘のお客様宅は山が近く、湿気がこもりやすい環境でした。
そのため今回は、カビに強く、湿気に影響されにくい「セキスイMIGUSA」をご提案。実際、畳の下の床板にもうっすらとカビのような跡が見られました。
今回お選びになったのは、元々の畳と同じ「セキスイMIGUSA」のイエロー。

納品前に畳をめくって1日風を通し、床をしっかり乾燥。その後、キレイになった畳をお届けしました。お客様にも「以前より明るく、清潔感がある」とご満足いただけました。
畳縁は梅里(静)シリーズの「菱黒」で上品に

今回の畳縁(たたみべり)には、大阪ヤマキ株式会社の「梅里(静)」シリーズの菱黒を採用しました。元々は焦げ茶の無地の縁でしたが、柄入りに変えることで、より華やかで上品な雰囲気に。「とても良いね!」と嬉しいお言葉もいただきました。
まとめ|畳替えは環境に合った素材選びがポイント
畳は見た目だけでなく、住まいの環境に合った素材を選ぶことが大切です。
特に湿気の多い地域や、カビが気になる方には、セキスイMIGUSAのような樹脂畳や、大建工業製の和紙表が安心です。
南谷畳店では、畳の状態や住環境に合わせて、最適なご提案をさせていただきます。
「うちはどの畳が合うんだろう?」とお悩みの方も、お気軽にご相談ください!
