2019年7月26日
ここの所、ヘリ無し畳製作が続いてます。
こんにちは!4代目 南谷 幸司です。
ようやく長かった梅雨も…いやホントは実際にはまだ明けてないそうですが、西日本では明けたということで、東海地方もほぼほぼ開けたような気持ちです。
さて、今年に入ってヘリ無し畳のご注文が多いなぁとは思っていましたが、この流れはお盆まで続くようです。
亡くなった祖父から聞いた話ですが、その昔、ヘリ無し畳はヘリ付き畳より安かったそうです。
その理由は、へりが無いから。
つまり、へりの材料分が差し引かれお安くなったとの事。また畳のヘリが高価だったということも言ってました。
現在では当たり前となった畳製造の為の機械。これが無かった時代は、全て手縫い。
いったい、1日何枚作れたのか。
京都での修行先のお店は、手縫い専門の様なお店でしたが、その時でヘリ付き畳が1日1.5枚程しか出来なかったと記憶しています。
それも、ヘリ付きとヘリ無しでは、作り方が異なりますが、作る時間としてはそれ程変わらなかったのでしょうか?
ところが今では、ヘリ付きよりヘリ無しの方が作るのに倍位の時間がかかります。
という事です、現代ではヘリ無し畳の方が少し値段が上がります。
それにしても、ヘリ無し畳はオシャレで良いですよね〜!