四代目店主のブログ

2025年5月27日

法事前の畳替えで安心!岐阜市清本町で6畳2間の新畳施工事例|南谷畳店


法事前に畳をきれいにしたい――再依頼いただいたお客様からのご相談

先日、岐阜市清本町にお住まいのお客様からご依頼をいただきました。

このお客様は5年ほど前にも、別のお部屋で畳の新調をご依頼くださったリピーターの方です。

今回も当店のホームページをご覧になり、「法事の前に隣の部屋もきれいにしておきたい」とお電話くださいました。

このように、以前の施工をご評価いただいて、またご依頼いただけるのは本当に嬉しいことです。お客様の信頼に応えるべく、丁寧に作業をさせていただきました。


築50年の畳床の状態と、新調のご提案

今回ご相談いただいたのは、6畳2間のお部屋。築年数は50年以上で、使われていた畳床は新築当時のもの。

お見積もりの際、畳をめくって確認したところ、畳床の糸が数か所で切れており、歩くと全体的にふわふわとした感触がありました。

この状態では、表面だけの張替えでは対応しきれないため、畳床ごとの新調をご提案。お客様にも納得いただき、施工に入ることとなりました。


今回使用した畳表と畳床について

小田さんご夫妻が丹精込めて織った畳表

お選びいただいた畳表は、熊本県産の「涼風(すずかぜ)」という品種。

1本1本が太く、しっかりとした厚みが特徴で、見た目も非常に美しいい草です。生産者は小田規博さんという農家さんで、ご夫婦で丁寧に栽培されています。

畳床には、「ケナフ床」を採用しました。これは最近登場した柔らかめの素材で、足あたりが良く、畳に直接座る機会の多いご家庭にぴったりです。

硬すぎず、柔らかすぎない絶妙な感触に、多くのお客様からご好評をいただいています。

実際に届いた畳表はとても美しく、傷や汚れもなく「大当たり」といえる品質でした。

いぐさは天然素材のため、一本一本に個性があります。

畳職人として、その素材をしっかり見極めながら、お客様に最良のものをお届けできるよう努めています。


納品時の工夫と、お客様へのご案内

普段使われているお部屋ということもあり、家具を動かさず、畳の上から寸法を取りました。

制作には約1週間。納品当日は天気の心配もありましたが、無事に施工完了。

家具の移動には「家具スベール」という専用の道具を使って、スムーズに行いました。

「家具を動かしておかないといけない」と思われている方もいらっしゃいますが、当店ではできる限りこちらで対応いたしますので、安心してお任せください。


おわりに:安心して畳替えを任せていただくために

今回も、以前に続きご依頼をいただけたこと、心より感謝申し上げます。

お客様の「またお願いしたい」というお気持ちに応えられるよう、これからも丁寧な仕事を続けてまいります。

南谷畳店では、電話一本でお見積り・ご相談に対応しております。

「こんな場合どうしたらいいの?」といった疑問にも、やさしく丁寧にお答えします。

直接お電話いただいた方には、状況に応じた最適なご提案をさせていただけますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

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