2018年3月26日
畳表の端が白っぽい?
こんにちは!4代目です!
ついに桜の季節🌸になりました。
ついこの間年が明けた、まだ寒いと言っていたと思ったら、もうこんなに暖かくなってますね。
そしてもうすぐ4月。私も42歳になりましたが、年々時の経つのが早く感じられます。
さて、先日のお客様。畳の張り替えをさせて頂きました。
それがお客様がお選びになったのは、当店では最高ランクの「極み」をお選びになられました。
この「極み」という商品は、他の商品と何が違うのかと言いますと、1つ目に使用するい草の長さが違います。
ご覧ください。⬆︎
下側が今回使用した物。上は当店1番人気の「なごみ」です。
畳表というのは、長いい草を使用すればするほど良い畳表表とされています。
そもそも、い草というのは根っこが白く穂先は少し赤っぽく、真ん中に行く程青々としています。
い草は成長度合がそれぞれ違いますから、短い物もあれば長い物もあります。
短いい草で織られた畳表は当然ひと幅の端の方に根っこの白い部分が出てきてしまいますので、色ムラが出てきやすくなり、見栄えがあまり良くない為、安価な物となります。
それに比べ、長いい草を使用した物は根っこゆ穂先の部分は実際に畳になる幅より外へ行く為、端から端まで青々した見栄えの良い畳表となるのです。
またこうした長くて綺麗ない草はなかなか取れない為、希少価値が高く、お値段も上がってきます。
下の写真をご覧ください。⬇︎
縁際が白っぽくなっているのが、わかるでしょうか?
これが安価なものです。
安価な物は、い草の本数も少なく、高級な物は多い。つまりより密になっているわけです。
密になっていれば当然丈夫になってきます。
こんな素敵な畳にご興味のある方、当店にご一報ください。
実際に見本を持ってご説明に伺います。