2018年7月30日
あなたの畳、畳の目は揃ってますか?
こんにちは!4代目 南谷 幸司です!
毎日毎日暑い日が続き、40度近くになると頭がボーっとなってしまいますが、ここ数日は35度くらいの日が続き、まだ涼しいとさえ思えて来ます。
と、思ったら台風がやって来て、いつも通り西から東へと抜けて行くのかと思っていたら、関東から入って西へ抜けて行くなんて事が起きています。
日本いや地球は一体どうなっていくのでしょうか?
そんな台風が来る前になんとかご注文頂いた畳を納品しなければ!という事で、大垣市まで行ってまいりました。
今回は、少し技術的なお話をしてみたいと思います。
畳表:熊本県産
畳床:藁床
畳縁:梅里 静 亀の納戸
今回は8畳間でしたが、2枚目の画像の上半分を見てください。
ちょうど、畳と畳が横に2枚くっ付いている所があります。(畳屋はこれを2間 ニケン と呼びます)
この部分の畳表の山と山、もしくは谷と谷が寸分の狂いもなく納まっています。
ついでに言うと畳の縁の幅、こちらも全く同じ幅で納まっています。
あなたのお家の畳はどうなっていますか?畳の目がズレていませんか?一度ご覧ください。
畳を新しくする際、ただ茶色くなった畳表が青い畳表に替わっていれば畳替えだと思っている方もお見えになるかと思います。
しかし当店ではそれだけではなく、上の画像の様に揃える所はキッチリと揃えます。
これ実はどこの畳店でも出来るわけではありません。
とりわけ、大手の畳店ではこんな細かい所は揃える気もないのではないかと思うほどの仕事をしてあったのを見た事があります。
いい材料を選んでもこれが出来ていなくては話になりません。
お店選びの基準は皆様それぞれ違いますが、当店ではこういった細かな所にもこだわってお仕事させて頂いております。
皆様にはぜひ、こんな事もお店選びの一つの参考にして頂ければ幸いです。