四代目店主のブログ

2016年3月16日

畳の雑巾がけ


こんばんは~!4代目です。

畳を替えると、初めにしなくてはならない作業。
それが、畳の雑巾がけ。

では、何故雑巾がけをしなくてはならないのか…

畳表の原材料である「い草」。田んぼで成長した物を刈り取った後に「染土」(せんど)と呼ばれる物の中に入れます。言うなれば、泥染めです。

草と言うくらいですので、初めは緑色をしているんです。

 

 

これですね。

これを泥染めする事により、皆さんがよく見る青い?黄緑色?の畳表になるんです。

 

 

こんな感じです。

この染土は、い草の日焼けを遅めるのと、い草をコーティングする意味があるんです。

染土は、そこらにある茶色い土の泥ではなく、黄緑色?っぽい色をしたもので、もともとはパウダー状のものです。

つまり、製品となった新しい畳表にはこのパウダー状の物が付いているので、手で触った時に白っぽい物が手に付くんです。

これが服に付くから皆さん、雑巾で拭かれるんですよね~。

その面倒なった拭き掃除、当店ではお店で雑巾がけわしてから納品しております。

とは言いましても、折角い草をコーティングしてあるものです。

あまり拭き過ぎも良くありませんので、程よく拭いて納品いたします。

 

 

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