【特大障子の張替え】岐阜市早田のお客様宅の障子を張替えをさせて頂きました。

岐阜市早田のお客様のお宅の特大障子の張替えを、（株）ワーロンから発売の「タフトップ無地」を使い、施工させて頂いた事例をご紹介致します。

（株）ワーロン社製のタフトップとはどんな障子紙？

障子紙のタフトップとは、パルプにレーヨン繊維を20～40％配合し破れにくくなっている商品で、強度は通常のパルプ障子紙の約4倍となっており、指でついても破れにくくなっています。

しかし、鉛筆のような先の尖った物では、穴が空いてしまいますのでご注意ください。

＜デメリット＞

・強いがゆえ剥がれに注意業者に頼む場合は問題ありませんが個人で貼る場合にはふつうの糊では弱く剥がれる可能性大です。

・強いがゆえ障子枠の破損に注意強い糊で接着した場合に手などでうっかり押してしまうと紙が破れる前に障子の枠が破損する可能　性があるので注意です。

今回の障子は大きさが縦2,280ｍｍ×横幅1,260ｍｍが3本と、縦2,280ｍｍ×2,280ｍｍが1本と小サイズが2本だったのですが、大きいサイズはお部屋から出すのが困難だった為、お部屋をお借りしての作業となりました。

①まずは、床にブルーシートを敷いて養生をします。

水を使いますから、床が濡れないように要注意です。

②刷毛を使って桟の部分を水で湿らせていきます。

③桟全体を水で濡らせたら紙をめくっていきますが、約5分から10分程経ってからの方がめくり易いと思います。

めくった後は、ヘラを使って桟に残った紙や糊を取り除きます。

全部めくれましたら、雑巾で骨組みだけになった障子を拭きあげていきます。

この時、桟についたホコリも綺麗に取り除きましょう。

ここまで出来たら、後はできたら1日程乾かしてから、糊をつけて紙を貼るだけです。

↓こちらは、小サイズの障子です。

こちらも捲れてきていましたので、貼り換えさせて頂きました。

↓こちらは特大サイズ。縦2280ｍｍで横幅2070ｍｍです。

この大きさですと2人でないと取り外しはできません。

当店ではこの様に、畳以外にも障子や襖、網戸の張替えも行っております。

障子の紙の種類は主に普及紙、中級紙、強力紙と3種類を取りそろえております。

お気軽にお問合せください。